農業は単に農産物を生産するだけの仕事ではない。
農業のマーケティング教科書 食と農のおいしいつなぎかた 岩崎邦彦著
人々の幸福の基盤となる誇り高き仕事である
農業には興味があるけどどうはじめたらいいか分からなかったり
農業って大変だけで稼げないんじゃないの?って思ってませんか?
いつかはやりたい…けど…と迷っているそこのあなた。
大丈夫です。これから紹介する本を読むと不安が解消されるどころか、わくわくしてきっとあなたの就農計画のイメージがたくさん膨らんでいることでしょう。
迷っているあなたの背中を強く押してくれるはずです。
このブログではわたしが就農するまでに読み漁った数々の書籍の中からおすすめな書籍を5つ紹介していきます。
目次
農業のマーケティング教科書 食と農のおいしいつなぎかかた 岩崎邦彦著
「おいしい」=「しあわせ」
多くの人がおいしいに続く言葉を聞かれたら「しあわせ」と答える。
山の食材を「山の幸」、海の食材を「海の幸」というように
「食」には「幸せ」がついてくる。その「食」を作るのが農業である。
農業は人々の幸せの源泉となる産業であるが実際農家からは「売れない」「儲からない」といった嘆きの声も聞かれる。
売り込まれて買いたくなる人はいない。
「売りたい」=生産者が起点 (販売)
「買いたい」=消費者が起点 (マーケティング)
主語を常に消費者にすることによってそのもの自体の価値をあげる。そのキーワードが「マーケティング」である。
この本では農業を再定義しながら、あらゆる角度でのマーケティング方法を知ることができる。
読書が苦手な私でも一気に読んでしまえるほど面白く、わくわくした一冊です。
絶対ギブアップしたくない人のための成功する農業 岩佐大輝著
農業を始めるって不安しかないですよね。
何からはじめたらいいの?
土地は?
お金ってどれくらい必要なの?
作っても売れなかったらどうするの?
実家が農家とかではない限り農業のイメージって全くって言っていいほど分からないですよね。
たくさんの「わからない」を分かりやすく答えてくれて背中をおしてくれるのがこの一冊。
新規就農を考えている人、一度は読んでみて!
週2日だけ働いて 農業で1000万円稼ぐ法 堀口博行著
「農業」と聞くと休みなし!忙しい!というイメージありませんか?
また、「就農」と聞くと会社を辞めないと・・・と思っていませんか?
この本のタイトルに驚きませんでしたか!?
週2日でできるの?
1000万も稼げるの?
食料価格は高騰しているけど野菜の栽培の需要はどんどん増えています。
的確なマーケティングと合理的な農業経営ができれば最低限の作業量で驚きの高収入が可能になる。
そんな夢のようなメソッドを教えてくれるのがこの本です。
直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家 お客様と直接つながる最強の農業経営 寺坂祐一著
農業=大変というイメージを持たれている人の中には「天候に左右されるから」という方、多いんじゃないでしょうか。
もちろん、その通りです。
収穫量は天候に左右されるし野菜の市場価格は低いまま。どんなに頑張っても儲からない…儲かるイメージが湧かない方って多いのではないでしょうか。
この本ではそんな悩みをお客様と直接繋がる直販で解決へと導いてくれます。
- 直販農家は”やりがい”に満ちあふれている
- どうやってお客様を集める?
- 直売所では『売って』はいけない
- 「欲しい!」心のスイッチが入るパンフレット作り
直接お客様と繋がることによって得られる喜びや感動もしっかりつづられており
お客様とどうやって繋がっていくかのノウハウがしっかり盛り込まれています!
最強の自社ブランド農業経営 武下浩紹著
「農家だからビジネスはできない」「農家でそんなことやる人はいない」
”農家だから無理”という概念を壊して「食えない農家」から脱出し10年後も「食える農家」になるための実践方法が詳しく書かれている本です。
「食えない農家」が「食える農家」に変化していく具体的な実例や方法、農業ビジネスの新戦略について取り上げられています。
そのすべてにつながるキーワードとなるのが
「いかに消費者の声を聞く機会を作るか」
ビジネス農家の時代がきているからこそ読んでおきたい一冊です。
私たちもイチゴ農家を目指しているのでとても勉強になった本です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どの本も共通しているのは「お客様を起点してビジネスをすること」でした。
これは農業に限らずどの業種にも共通することだと思います。
ただ農業は作物を作ることが目的となりがちなので生産者だけで終わらずその先の消費者まで目を向けて経営していくことが大切になってくるんですね。
どの本も買ってよかったし、私はどの本にもそれぞれの観点から背中押されました!
いつかはやってみたい!という期待より不安のほうが多いことはみんなあると思います。
でも本を読んだり情報を集めたりして知らないから不安に思うことをこのブログを通して少しでもなくなっていけたら幸いに思います。
さあ、一緒にはじめよう!